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間欠爆発症

間欠爆発症

間欠爆発症は衝動制御の問題で、ストレスを感じると激しく抑えることのできない怒りの衝動を生じ、強い言葉での口論や喧嘩、激しい非難などの言語面での攻撃性や所有物、動物、他者に対する身体的な攻撃性が頻繁にみられる疾患です。

これらの症状は数分または数時間のうちに現れては比較的速やかに鎮静化し、患者さん自身も心から後悔したり、自己嫌悪に陥っている様子が見られます。怒りのエピソードとエピソードの間では衝動性や攻撃性は消失するため、問題のないふるまいをすることができますが、一度怒りの衝動を生じると強い他者への攻撃性をともなうため、職場や家庭での人間関係を損なう結果につながり、経済的、司法的な問題へと発展してしまうケースも見られます。

間欠爆発症に関する報告は多くありませんが、女性よりも男性に多く見られ、遺伝的要因も関係しているのではないかといわれています。20代、30代での発症が多く、多くの場合は年を重ねるごとにその激しさは治まっていくとされています。

統合失調症やパーソナリティ障害、注意欠陥多動症(ADHD)、素行障害、物質中毒の影響がある場合はこの診断は適応されません。

間欠爆発症の治療

精神療法と薬物療法を組み合わせた取り組みが行われます。

治療の目標は衝動がどのようにして爆発してしまうか、その思考過程や感情を認識し、行動を起こす代わりに言葉で表現をできるようになることですが、衝動制御機能が働く手助けをするために、炭酸リチウム、カルバマゼピン、バルプロ酸といった気分安定化薬を主体とした薬物療法を行います。

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