メニュー

広場恐怖症

広場恐怖症とは、体の不調や不快感が強まったときに身動きの取れない場所にいることや、手助けをしてくれる人がいない場面への強い不安を生じる病気です。
逃げ出せない場所や助けを求められない場面を避けようとして、人込みに近づかない、電車に乗れない、レジに並ぶことができない、人の運転する自動車に乗れない、などの症状が現れ、社会生活に支障をきたすことがあり、重症の場合にはほとんど家から出られなくなることもあります。

また、身動きの取れない状況下では動悸、息苦しさ、腹痛、吐き気、冷や汗など様々な身体の症状や死の恐怖を伴う強い不安感が現れるパニック発作を伴う場合もあり、身動きの取れない状況でこれらの症状を起こしたことがきっかけとなる場合が多いです。

多くは20代~30代のうちに発症するとされ、一生のうちに2-6%の人がこの症状に悩まされると言い、心療内科では比較的診療する機会の多い病期です。

広場恐怖症の症状

  • 自動車やバス、電車、飛行機、船などの交通機関の利用が難しい
  • 店内や映画館、美容院、病院の待合室など囲まれた場所が苦手
  • 人込みや列に並ぶことを避ける
  • 信頼できる人が同行してくれないと一人で外出することができない
  • 広い場所にいるのが苦痛(駐車場、市場、橋など)

治療

基本的にはSSRIと言われる脳の神経伝達物質を調整してくれる抗うつ薬を使用して治療を開始します。
しかしこの薬は数週~数か月飲み続けないと効果が出ないため、治療開始時には抗不安薬と言われる比較的効き目のはやい薬を併用する場合が多いです。

認知行動療法と言われる心理療法(カウンセリング)も有効ですが、薬物療法に比べて効果が出るまでに時間がかかることが多いです。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME